あかぎの歴史と「スワローあかぎ」

東京駅に停車する185系(2017年8月)


スワローあかぎ

国鉄のシンボルであるツバメの英語表記「swallow」と、日本語の「座席に座ろう」という言葉を列車名にしたのが「スワローあかぎ」です。

「スワローあかぎ」の「スワローサービス」(2017年8月)

スワローあかぎ」は上野・新宿~熊谷・本庄・高崎・前橋を平日に限定して結ぶ特急であり、山手線東北本線、高崎線、上越線、両毛線を経由して運行している列車です。土休日は列車名を「あかぎ」としています。


「あかぎ」の歴史

1982年(昭和57年)のダイヤ改正により185系200番台が投入されると、急行「あかぎ」上野~前橋)は特急へと格上げとなりました。以前の165系のまま小山駅へ乗り入れる列車は急行「はるな」とされ、特急「あかぎ」とは分離されました。

東京駅に停車する185系(2017年8月)

1985年(昭和60年)に上越新幹線上野駅に乗り入れを開始すると、急行「はるな」は廃止され、「あかぎ」は「新特急あかぎ」と愛称が設定され、気軽に乗れる特急へとスタイルを変えることになりました。その後、「新特急さわやかあかぎ」「新特急ウィークエンドあかぎ」などが登場したこともありましたが、2002年(平成14年)には「新特急」の愛称は姿を消しました。2014年(平成26年)になると、「あかぎ」の一部に651系が使用されるようになり、平日の通勤時間帯には「スワローあかぎ」が設定され着席サービスが強化されることとなりました。