大宝駅(関東鉄道)

▼大宝駅(だいほうえき)は現在の関東鉄道常総線。▼常総鉄道は1913年(大正2年)に現在の常総線(取手~下館間)を開通させ、1917年(大正6年)に下妻駅~大宝駅間に大宝八幡駅(臨時駅)を開業した。

大宝駅駅舎内(2022年10月)

▼この駅は、関東最古の八幡さま「大宝八幡宮」の最寄り駅。▼1935年(昭和10年)に大宝八幡駅(臨時駅)を廃止し、ここへ大宝駅を移転した。

大宝駅駅舎内から下りホームの待合室を見る(2022年10月)

▼1945年(昭和20年)に常総鉄道と筑波鉄道が合併し、大宝駅は常総筑波鉄道の駅となった。▼1965年(昭和40年)には常総筑波鉄道と鹿島参宮鉄道が合併し、関東鉄道の駅となった。

大宝駅駅舎(2022年10月)

▼大宝駅は現在、大宝八幡宮の近くにひっそりと佇む無人駅となっている。▼下り(下館方面行き)ホームには待合室となる木造の駅舎がぽつんと残る。▼下りホームへは、下の写真左側からホームを下りて、踏切を渡って行くことができる。

下りホームの待合室(2022年10月)