東京駅・京葉線地下ホーム

▼日本最大の観光地となった東京ディズニーリゾートは、京葉線の舞浜駅が最寄りとなる。▼東京駅から東京ディズニーリゾートへ出かける人たちのために、京葉線地下ホームの照明はディズニーのキャラクターたちの影絵となっている。

京葉線地下ホームの照明(2018年1月)

東京駅の京葉線地下ホームは、東京駅の中でも南の端の地下深くにあり、他の路線から京葉線に乗り換えをするには相当に不便だと感じる。▼東京駅の京葉線地下ホームはそもそも、1974年(昭和49年)に東京駅~成田空港間を結ぶ成田新幹線の駅として着工した。▼将来的に、成田新幹線は新宿方面への延伸も考えられていたため、本来は八重洲口側に建設する予定であった。

東京駅(2019年8月)

▼しかし、延伸する際に皇居の下を通ることになってしまうため、警備上の問題により建設不可となり現在の位置に建設されることになった。▼その後、成田新幹線用地買収に失敗して工事が中断された。

東京駅の足元表示案内(2018年3月)

▼その一方で、1986年(昭和61年)に西船橋~千葉港(現在の千葉みなと)間、1988年(昭和63年)に新木場~南船橋間、市川塩浜~西船橋間が開業する。▼この路線の終点が新木場駅では不便だということになり、先の成田新幹線東京駅がその終点とされることになった。▼1990年(平成2年)に東京~新木場間が開業し、現在の京葉線となった。

東京駅に停車する成田エクスプレス(2018年3月)