北総鉄道北総線とその歴史

1.北総鉄道北総線とその歴史

 

秋山駅駅名標(2021年10月)


北総鉄道北総線とその歴史

北総線は、京成高砂駅を起点として印旛日本医大駅まで(京成高砂~東松戸~新鎌ヶ谷~小室~印旛日本医大)を結ぶ北総鉄道が運営する路線です。

 

京成高砂駅(2021年10月)

 

この路線のうち、小室~印旛日本医大間は千葉ニュータウン鉄道が第三種鉄道事業者としてその線路を保有しており、これを第二種鉄道事業者として北総鉄道が列車を運行しています。1979年(昭和54年)に北初富~小室間が開通し、このとき新京成線との相互直通運転を開始しました。1984年(昭和59年)に小室~千葉ニュータウン中央間が開通し、1991年(平成3年)には京成高砂~新鎌ヶ谷間が開業し、京成線との相互直通運転を開始しました。これにより京成高砂駅、青砥駅を経由して京成押上線(青砥~押上間)へとつながります。

 

青砥駅(2021年10月)

 

1992年(平成4年)に新京成線の新鎌ヶ谷駅が完成すると、新京成線との相互直通運転を廃止するとともに、北初富~新鎌ヶ谷間を廃止しました。1995年(平成7年)に千葉ニュータウン中央~印西牧の原間、2000年(平成12年)には印西牧の原~印旛日本医大間を開通しています。