笠間焼のふるさと「陶炎祭」

1.笠間市 2.笠間日動美術館 3.笠間焼のふるさと

 

笠間芸術の森公園(2019年5月)


笠間市

水戸線は小山~友部間を結ぶ路線であり、この路線の終点となる友部駅、そして宍戸駅、笠間駅、稲田駅、福原駅は笠間市内にある駅です。笠間市は2006年(平成18年)に笠間市(旧)、友部町、岩間町が合併して成立しています。

 

笠間芸術の森公園内の時計台(2019年5月)

 

笠間市はもともと、笠間城の城下町および笠間稲荷神社の鳥居前町として栄えました。また、笠間焼のまちとしても全国的に知られています。

 

陶炎祭(2019年5月)


笠間日動美術館

笠間日動美術館は1972年(昭和47年)、日動画廊創業者である長谷川仁により笠間市に建設されました。笠間日動美術館へは、笠間駅より徒歩25分ほどの場所にあります。また、市内循環バスに乗車し「日動美術館入口」下車によりアクセスすることもできます。

 

フランス館屋上(2022年9月)

 

その敷地内にはパレット館、フランス館、企画展示館がある他、敷地内中央部には野外彫刻庭園があります。フランス館1階には長谷川仁の記念室やミュージアムショップがあり、屋上からは笠間市内の町並みを見ることができます。

 

フランス館屋上(2022年9月)


笠間焼のふるさと

笠間焼は安永年間(1772年~1781年)に本格的に誕生したと考えられますが、明治時代大正時代になって笠間焼としての様式が確立されたといえます。現在では、それぞれの陶芸家がさまざまな作風により活躍する場として大いに栄えています。

 

陶炎祭(2019年5月)

 

笠間焼は毎年ゴールデンウイークになると「陶炎祭(ひまつり)」とよばれる陶器市が開催され、会場となる笠間芸術の森公園には多くの人々が訪れます。

 

笠間芸術の森公園の案内図(2019年5月)

 

笠間芸術の森公園内には陶芸体験施設「笠間工芸の丘」、陶芸専門美術館「茨城県陶芸美術館」、陶芸の人材育成機関「茨城県立笠間陶芸大学校」などの施設から成ります。

 

陶炎祭(2019年5月)