バブル期の残り香「ジョイフルトレインあすか」

ジョイフルトレイン「あすか」(2016年10月)
img_1797


ジョイフルトレイン「あすか」

「あすか」はJR西日本の保有するジョイフルトレインの一つであり、1987年(昭和62年)に7両が登場しました。ジョイフルトレインとは、団体専用列車、イベント列車、観光列車などとして使用するための車両のことをいいます。

 

吹田総合車両所に回送された「あすか」(2016年10月)
img_1805

 

車内には畳があったり、宴会ができたり、座席の配置が工夫してあり外の景色が見やすくなっていたりというような特徴をもちます。

 

吹田総合車両所に回送された「あすか」(2016年10月)

 

バブル期にはこうした列車が多く登場しましたが、最近では団体旅行などが減少し、ジョイフルトレインも少なくなっているます。

 

吹田総合車両所に回送された「あすか」(2016年10月)
img_1806

 

あすか」の車体には扇が描かれていますが、扇の配色にも伝統的な日本古来の色が使用されています。また、客室の多くは和風となっています。2016年(平成28年)中に7両のうち4両が廃車となっています。

 

吹田総合車両所に回送された「あすか」(2016年10月)
img_1794