京葉線地下ホームの照明(2018年1月)
日本最大の観光地となった東京ディズニーリゾートは、京葉線の舞浜駅が最寄りとなります。東京駅から東京ディズニーリゾートへ出かける人たちのために、京葉線地下ホームの照明はディズニーのキャラクターたちの影絵となっています。
東京駅(2019年3月)
東京駅の京葉線地下ホームは、東京駅の中でも南の端の地下深くにあり、他の路線から京葉線に乗り換えをするには相当に不便だと感じます。東京駅の京葉線地下ホームはそもそも、1974年(昭和49年)に東京駅~成田空港間を結ぶ成田新幹線の駅として着工しました。将来的に、成田新幹線は新宿方面への延伸も考えられていたため、本来は八重洲口側に建設する予定でした。
東京駅(2019年8月)
しかし、延伸する際に皇居の下を通ることになってしまうため、警備上の問題により建設不可となり現在の位置に建設されることになりました。その後、成田新幹線は用地買収に失敗して工事が中断されてしまいます。
東京駅の足元表示案内(2018年3月)
その一方で、1986年(昭和61年)に西船橋~千葉港(現在の千葉みなと)間、1988年(昭和63年)に新木場~南船橋間、市川塩浜~西船橋間が開業しました。この路線の終点が新木場駅では不便だということになり、先の成田新幹線の東京駅がその終点とされることになりました。1990年(平成2年)に東京~新木場間が開業し、現在の京葉線となっています。
東京駅に停車する成田エクスプレス(2018年3月)
その京葉線に乗車して、舞浜駅に到着すると東京ディズニーリゾートです。ディズニーリゾートラインは舞浜リゾートラインが運営するモノレール路線であり、2001年(平成13年)に開業しました。
ディズニーリゾートライン(2021年4月)
ディズニーリゾートラインは東京ディズニーリゾート内を環状走行しています。京葉線の舞浜駅と接続するリゾートゲートウェイ・ステーションを起点とし、東京ディズニーランド・ステーション、ベイサイド・ステーション、東京ディズニーシー・ステーションの順に停車し、リゾートゲートウェイ・ステーションへと戻ります。
ディズニーリゾートライン(2021年4月)
ディズニーリゾートラインの列車は、環状線の単線を反時計回りに自動運転しています。
ディズニーリゾートライン(2021年4月)