大江戸線は東京都交通局が運行する地下鉄路線の一つであり、一般的に「都営大江戸線」と称されます。「都庁前~飯田橋~新御徒町~門前仲町~大門~六本木~都庁前」とめぐる環状部分と、都庁前から尻尾のように「都庁前~東中野~練馬~光が丘」と西へ延びる部分から構成され、山手線や大阪環状線のような環状運転ではなく「6の字型運転」となっています。
飯田橋駅駅名標(2020年6月)
その歴史は1991年(平成3年)に光が丘~練馬間が開業したのを皮切りとして、1997年(平成7年)に練馬~新宿間、2000年(平成12年)に新宿~国立競技場間、さらに同年残りの部分がすべて開業して全通となっています。将来的な延伸構想もあり、光が丘より大泉学園を経由して東所沢へ到達し、武蔵野線とののりかえを可能にするという計画もあります。